カトリック教会の巡礼地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラは
スペインのガリシア州の州都です。約96,000の人々が住んでおり
旧市街は1985年にUNESCOの世界遺産に登録されています。
この土地は、Camino de Santiago(カミーノ デ サンティアゴ)
と呼ばれている、カトリックの巡礼路の終点として知られています。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は、9世紀に建てられ、その後焼失してしまいましたが、11世紀後半から数世紀かけて再建された世界三大巡礼地のひとつです。
重量が80キロもある香炉が天井から吊るされたロープの先端につなげられ、振り子のようにスイングしながら、大聖堂内に香を振りまきます。
また、ガリシア地方の食も見逃せません。ガリシア産のタコを使用したプルポ・ア・ラ・ガジェーガ(pulpo a la gallega)や、ワイン、タルタ・デ・サンティアゴ(tarta de Santiago)というアーモンドケーキなど、毎日おいしいものに出会える街です。
ガリシア州ではスペイン語(カスティーリャ語)と共に、ガリシア語も公用語となっています。地理的な条件から、ポルトガル語にも近いと言われています。しかし、日常的にガリシア語を使用している人口は減少していますし、学校ではカスティーリャ語を学びますので安心してください。