年を取って海外で勉強するのも良いものだ
と実感
廣田 崇行さん(65才 会社員)
私の場合は留学の3か月前にスペイン留学まるわかりセミナーに参加。
2時間みっちりこのセミナーでご説明をいただき、
大分スペイン行きを自分でイメージできるようになりました。
スペインに行きたいという気持ちが強くなり渡欧を決めました。
その後希望都市、学校、会話-コースなどを自身で勉強して、
2か月前にリモートのカウンセリングを申し込み
都市、学校、ホームスティ等の宿泊の形態をカウンセリングをもとに決めました。
このリモートカウンセリングではホストファミリーの滞在を強く推奨されました。
希望通り交通の便の良い場所で、
素敵なプライベートバスルーム付きの部屋・朝夕2食付きをアレンジして頂き、
生のスペインのライフスタイルを経験することができました。
ホストマザーと
ホストファミリーの滞在は食事の時間を遵守すれば、
残りの時間は自由にアパートからの出入りもでき
午後や週末のアクティビティーも楽しめました。
結果的にはあっという間の4週間が過ぎてしまいました。
時間が許せばバレンシアという都市は2か月間は最低過ごしたいところでした。
スペイン留学で良かったことは
スペイン語レベルアップ、
異文化体験(ホームスティ、現地イベント参加)は当然ですが、
欧州のスペインから外の世界を広く見ることができ良かったです。
スペインでいろんな方と話ができ、
意見を交換することができ貴重な経験となりました。
現地でアドバイスを頂き、将来日本に戻って日々読むであろう
キューバ、メキシコ、ラティノの新聞記事(Periodicos)や書物まで読め
異文化理解も目的とするプライベートレッスンを立案して頂き、受講しました。
私にはルイス(Luis del Rey Schnitzler)という
50歳のとても博学の教授がついてくれて、4週間特訓を受けました。
ルイスと会う日の午後はへとへとになりました。
週にこのレッスンが1コマあり、1コマ75分で、
かなりスパルタ型の講義でした。
ルイスさんとの食事
単なる会話練習ではなく、スペインで博識ある人に話が聞けたし、
ルイス教授と食事をしたりする機会も持てて大変勉強になりました。
毎回宿題・課題もありました。
日本だけの視点で世界をみていてはだめだという事も理解しました。
スペイン語の文章を読むことの抵抗もなくなり、本当に良い経験となりました。
ルイスさんとの食事
学校によるとプライベートレッスンはどのレベルでも受講は可能で、
それぞれの生徒のニーズに応えるべくプログラムが作成可能だそうです。
One to Oneのレッスンですのでやはり少しプレッシャーは感じました。
是非会話学習に加えてプライベートレッスンもチャレンジされては如何でしょうか。
学校では文化プログラム(Programa Cultural)があり、積極的に参加しました。
市内見学ツアー、サルサ教室、フィットネス教室、バーベキュー大会に参加しました。
また参加は有料でしたが料理教室に参加するという貴重な体験が印象的です。
プロの料理人指導による料理教室では
Gazpacho, Salmorejo, Arroz con Lecheを作りました。
料理教室
私は定年も超える65歳という年齢となってからのスペイン行きと今回なりました。
当然教室は10代、20代の生徒の人たちばかりで、
65歳の私は断トツに年齢が上でした。
先生や学校のスタッフの方々も生徒も年齢に関係なく、
私のアメリカンネーム(TONYですが)で親しみを込めて呼んで
付き合いをしてくれました。
帰国後の隔離の2週間を含め約7週間スペイン行きのために、
仕事を離れることを決めて本当に良かったです。
隔離期間が終わると正月になりました。
正月明けは大分リフレッシュして新たに仕事に励む環境が作れました。
仕事だけに忙殺されず、スペイン語の勉強も継続することを、
忘れないようにしたいと思っています。
年を取って海外で勉強するのも良いものだと感じました。