スペインの奇祭「トマティーナ」とは?
日本の夏といえば、夏祭り。
皆さんは今年、夏祭りに参加しましたか?
浴衣を着て屋台を楽しんだり、花火を見たり。
夏祭りには、その土地ならではの文化や雰囲気が詰まっていますよね。
実は、スペインにも夏を代表するお祭りがたくさんあります。
その中でも今回は、世界的にも有名な、少し変わったお祭りをご紹介します。
その名も、
「ラ・トマティーナ(La Tomatina)」
毎年8月、バレンシア州の小さな町・ブニョールで開催される「トマト投げ祭り」です。
今年は、8月26日(水)に開催予定です。
大量のトマトを参加者同士で投げ合い、最後には街中も参加者も真っ赤に染まるという、なんともスペインらしい、インパクト抜群のお祭りです。
トマティーナの由来は?なぜトマトを投げるの?
でも、ここで気になるのが、
「そもそも、なぜトマトを投げ合うようになったの?」
ということ。
トマティーナの起源は、1945年に起きた若者たちの喧嘩がきっかけとされています。
当時、ブニョールで行われていた祭りの最中に若者たちの間で喧嘩が起こり、それがトマトを投げ合う騒ぎにつながったことが、現在のトマティーナの始まりとされています。
それから長い年月を経て、現在では毎年8月の最終水曜日に開催される、世界的に知られるお祭りとなりました。
トマティーナでは何をする?当日の流れを紹介
トマト祭りは午前11時頃に「パロ・ハボン」(「石鹸棒」の意味)から始まります。
町の広場に人が集まり、石鹸が塗られた大きな柱の先に吊るされた「生ハム」を競って取る名物イベントです。
そして正午、合図とともにトマトを積んだトラックが登場します。
参加者たちは一斉にトマトを手に取り、周りの人たちへ次々と投げ始めます。
気がつけば、道路も、建物も、そして参加者も一面真っ赤に。
トマトを投げ合う時間は約1時間。
終了の合図が鳴ると、今度は消防車や地元の人々がホースを使い、参加者や街を洗い流す大規模な清掃が始まります。
実は、トマトの酸性成分のおかげで、洗い流した後の石畳はピカピカになるという意外な一面もあります。
トマティーナのトマトは食品ロスにならない?
これだけ大量のトマトを使うと、
「食品ロスにならないのかな?」
と疑問に思いますよね。
実は、使用されている約120~150トンものトマトは、過熟していたり形が崩れていたりと、
市場に出すことができない「食用に適さない規格外のトマト」です。
祭りのために特別に用意されたもので、食べられるトマトを無駄にしているわけではありませんのでご安心ください。
トマティーナはスペインを代表するお祭り
ちなみにトマティーナは、スペイン政府から「国際観光名物祭り」にも認定されており、国を代表する文化イベントのひとつとなっています。
スペイン留学で現地の文化を体験しよう
こうしたスペイン独自のお祭りや文化を、実際に現地で体験できることも、スペイン留学の醍醐味です。
教室でスペイン語を学ぶだけではなく、現地の人と一緒にお祭りを楽しんだり、街の雰囲気を感じたり、その土地ならではの文化に触れたり。
日本にいるだけではできない経験が、スペイン留学では日常の中にたくさんあります。
「スペイン語を学ぶ」だけではなく、
「スペインで暮らすからこそできる経験を楽しむ。」
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