日本では、クリスマスといえば12月24日・25日ですが、スペインでは12月22日から1月6日まで、街全体がクリスマスムードに包まれます。
本日は、そんなスペインのクリスマス文化についてご紹介いたします。
スペインのクリスマス、4つの山場
スペインのクリスマスシーズンは、大きく分けて4つの山場があります。
12月22日: クリスマスの宝くじ
12月24日・25日: イブとクリスマス
12月31日: 大晦日
1月5日・6日: 東方三賢人の日
クリスマスの幕開けは「宝くじ」
スペインのクリスマスの幕開けは、12月22日の朝です。
この日、国営宝くじのクリスマス抽選会が行われます。
一等の大当たりは、「エル・ゴルド」という呼び名で広く親しまれています。
子供たちが当選番号を歌うように読み上げる様子がテレビで生中継されます。
12月24日・25日は「家族の日」
日本では、12月24日・25日は友人や恋人と過ごすという印象が強いですが、スペインでは家族と過ごします。
この時期、スーパーや美術館などの文化施設は営業時間が短縮されたり、25日は休業・休館となる場合も多いため、スペインを訪れる際は注意が必要です。
大晦日の主役は「12粒のブドウ」
日本では大晦日といえば年越しそばですが、スペインでは「12粒のブドウ」が主役です。
12月31日の夜12時、新年を迎える鐘の音に合わせて、ブドウを1粒ずつ、合計12粒食べます。
私自身も経験したことがありますが、鐘の音に合わせてブドウを食べきるのは、想像以上に大変でした。
思っていたよりもリズムが早く、飲み込む前に次の鐘が鳴ってしまい、置いていかれてしまったのを覚えています。
スペインで年越しをする機会があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1月6日は「子どもたちのクリスマス」
日付が1月6日に変わる夜、東方三賢人がスペインにやって来て、子どもたちにプレゼントを持ってきます。
毎年、あらかじめ三賢人宛に手紙を書き、この1年間どれだけ良い子にしていたかを伝え、欲しいプレゼントをお願いするのが習わしです。
日本と似ているところ、全然違うところがあってとても面白いですね。
文化は「知る」と「体験する」で大違い
現代では、インターネットなどを通じて各国の文化の違いを知ることができます。
しかし、知識として知っていることと、実際に体験してみることとでは、やはり大きな違いがあります。
私自身も体験してみるまでは、鐘の音に合わせてブドウを食べきるのは難しいということを知りませんでした。
このような文化の違いを実際に体験できるのが、スペイン留学の醍醐味だと思います。
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e留学スペイン
藤村




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