日本では4都府県で緊急事態宣言が出ましたが
スペインでは少しずつ状況は良くなっているようです。
状況をいくつかご紹介すると
カタルーニャでは
・州内の移動制限が無くなりました。
・会合や集会の人数は、引き続き6人までに制限されていますが
これまで2グループが上限だった「burbuja de convivencia」に係る制限が無くなりました。
・小売業各店舗は店舗面積によらず収容人数を30%に制限し営業できることになり
ショッピングセンター内の飲食店も営業が再開されることになりました。
バレアレスでは
外出が禁止される時間が
「午後10時から午前6時まで」
から
「午後11時から午前6時まで」
に変更になりました。
スペインは8月末までに人口の約7割が
ワクチン接種を完了する見通しとのこと。
早く、日本もスペインも世界が安心して
生活できるようになることを期待しています。
今日は今月からバレンシアに留学中の
Sさんからいただいたアンケートをご紹介させていただきます。
最新のスペイン情報ですので
留学をお考えの方は参考にしてくださいね。
(ここから)
ホストファミリーとの会話は各ホストファミリーによって大きく変わりますが
私の所では本当に様々なことを話しますし聞かれました。
例えば
今日の授業はどうだった?
といった身近な話から世界情勢や経済状況についてなど
深い話まで多くの事を話しています。
また食事の際にも各国の食文化の違いなどは良く話す話題なので
実際にインスタントのみそ汁や
日本のお菓子を持っていくと良いかもしれません。
こちらでの生活で困ったことは特になく強いてあげるなら
バスや電車の路線図が私には難しいというぐらいです。
周辺のスーパーマーケットや雑貨屋で
必要なものは大抵揃えることもできますので
持っていかないで後悔したものも特にありません。
日本とスペインの違いは様々な場面で感じますが
1番感じるのは生活リズムの違いです。
お店は14~17時まで閉める所もありますし
夕食も21時ぐらいに食べます。
また日も長く20時半ぐらいまで明るいです。
さらに日曜日や祝日は多くの店がお休みです。
次に現在のバレンシアの様子ですが
日中は全員しっかりとしたマスクを着用したうえで
多くの人が普通に外に出ていると感じます。
レストランや公園、商業施設にも多くの人がいます。
しかし19~20時頃になると皆さん帰宅するので
一気に町から人がいなくなります。
22時以降に外出したところを警察に見つかると
高額な罰金を取られるとのことでした。
ですが、今週からはお店やレストランの営業時間が22時までになるそうなので
そこら辺の規制も変わると思います。
ちなみに今までの営業時間は飲食店が18時
その他スーパーなどの店も20時まででした。
この規制緩和によって再び感染者数は増加するとは思いますが
ひとまずバレンシアの状態は良好だと感じます。
長くなりましたが最後に伝えたい点が2点
学校の時間と差別問題についてあります。
まず学校の時間に関してですが
学校は13時もしくは14時に終わってしまうので
毎日暇な時間ができます。
各自遊んだり様々な場所に行ったりしますが
それでも有り余る時間があると感じます。
ですのでその時間を使って
やりたいこと・ものを早めに見つけられると良い
ということをこれから留学をお考えの方にお伝えしたいです。
次に差別問題に関してですが
今のところ差別はバレンシアでは一切受けていません。
嫌な視線を感じることもほとんどありません。
学校にいる今年の1月から来ている日本人にも聞きましたが
同じく1度も受けていないとのことです。
私も現地では差別があるだろうと思っていましたが
大変少ないと感じます。
あくまで現段階でのバレンシアに限っての話となりますが
ぜひお伝えしたいと思います。
(ここまで)
Sさん、ありがとうございました。
残りに期間もあっという間に過ぎてしまうと思います。
自由な時間も授業の予習復習をしたり
少しでも多くスペイン語に触れることで
しっかりスペイン語をブラッシュアップして
スペインでしかできない体験をたくさんしてきてくださいね。
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