日本で一番詳しい留学情報誌 スペイン留学完全マニュアル無料プレゼント!

お申込み後の諸手続き

10. ホームステイ

日本との文化の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、スペインの生活スタイルで生活することを心がけましょう。

なお、スペインのホームステイは下宿タイプです。

基本的には「ベッド」と「食事の提供」が留学生との契約内容となります。

また、スペインでは、各家庭にエアコンがないことが普通です。
冬場の暖房もつけっぱなしということはありません。
衣服で上手に調節をしましょう。

10-1. ホストファミリーに関するリクエスト

あくまでもご要望としてご予約時に承ります。
確約ではございません。

ご出発間近のご予約の場合は滞在先決定がご出発間際になることもあります。

また、ホストファミリーの社会的地位、階級、人種、宗教をリクエストする言及は好ましくありません。

留学中はもちろんのこと、思わぬトラブルを防ぐためにもこういった発言には十分注意しましょう。

10-2. ホームステイ先はいつ決まる?

ご出発2週間前頃までに決まります。
現地より情報が送られてきましたら
弊社よりお客様へメール添付にてご案内します。

10-3. ホームステイ滞在先詳細情報は?

プライバシーの理由などから最小限の情報しか届かないケースがあります。
出発前に挨拶を兼ねて、メールや電話をしてみるのもよいでしょう。

10-4. ホストファミリーに事前連絡は必要?

通常は、必ず送らなければならないものではありません。

しかし、これから一緒に生活を共にすることを考えると“よろしく”の一言があるとないとでは相手にとって印象は違うかもしれません。

【手紙の場合】
住所がわかり次第、投函するとよいでしょう。
スペインは郵便事情がよい国ではありません。
投函から2週間前後要します。

【メールの場合】
お送りする滞在先詳細情報にホストファミリーのメールアドレスの記載がない場合は、ホストがメールアドレスを持っていなかったり、日常的に使用していないことが考えられます。

また、メールアドレス情報が記載されていても相手がメールをすぐに開くとは限らず、また、返事を書いてくれるとも限りません。

学校によっては留学生本人からホストファミリーへ、到着時間について連絡するよう義務付けているケースもあります。

その必要がある方には滞在先詳細をお送りする際に個別にご案内しております。

10-5. 洗濯はしてくれるの?

スペインでは週に1回しか洗濯しない家庭がほとんどなので衣類(下着・靴下など)は少し多めに持っていくとよいでしょう。

また、これら小物類をシンクで洗いたい場合や、物干し場所などについては現地にて直接ホストファミリーにご確認ください。

洗濯はホストファミリーが一緒に洗ってくれるところ、また、洗濯機の使い方を教えてくれあとは自分で洗濯をしなければならないというところもあります。

いずれにせよ、水道代も決して安くない国ですので、限られた水資源を大切に使う常識を持っていたいものです。

10-6. ドライヤーはある?

基本的にはないとお考えください。

長期の滞在なら持参してもいいかもしれませんが、変圧器とアダプターをお忘れなく。
スペインの電圧は220Vで、プラグ形式はCタイプ、2穴です。

10-7. タオル・石鹸・シャンプー類は?

ご自身でお揃え頂きます。

最初は生活に慣れることで精いっぱいで着いてすぐ日用品を買いに奔走するのも現実的ではありません。

長期の方でも石鹸等は最初の1週間分ほどは日本から持参するとよいでしょう。

10-8. お風呂は?シャワーは?

日本のお風呂と違って、洗い場はありません。
バスタブのみのところがほとんどです。

日本のように湯船に浸かって疲れを取ることはほとんどなく汚れをさっと落とす程度の習慣です。

シャワーの水圧もお湯の温度調整も日本のそれとは異なります。
やはり、貴重な水ということを意識してシャワーは早く済ませましょう。

10-9. 他の国の学生がいることもある?

ホストファミリー宅で空き部屋がある場合は、他の学生にも貸していることがあります。

1家庭に2~3人の学生が同じ屋根の下、別々の部屋で暮らしているということも珍しくはありません。

友人作りの絶好のチャンスです。

また、先に滞在開始していた「先輩」があれこれと情報を教えてくれることでしょう。

10-10. トラブルを未然に防ぐには?

日本の常識がスペインの常識とは限りません。

例えば、既述の通り、スペインでは水も貴重なものとしてみんなが大切に使っています。
電気代もしかり。

スペインでは、日本の倍とまではいきませんが電気代は非常に高額です。

そして、水同様、みなが貴重な資源だということを日々意識して節約しています。

例えば、出かける際、携帯やパソコンの充電器を差し込んだまま外出したり、使用中でないのに電気をつけっぱなし・・・ということは避けたいものです。

また、ホストファミリーに最初に対面したとき、家庭でのルールを確認しておくとトラブルが防げますし、誤解も生じてこないかと思います。

10-11. それでも問題が生じてしまったら?

まずは当事者間、すなわちお客様とホストファミリーと話し合ってください。

解決できない場合は学校スタッフに相談をしてみましょう。

それでも解決が無理な場合は、弊社でもできる限りのお手伝いはさせて頂きます。

やむを得ず、滞在先を変更したいときは学校スタッフへ直接ご相談ください。
またこの場合、すぐに次の滞在先が確保されるとは限りません。

学校によっては、変更手数料がかかったり、また滞在方法を変更した際(例えばホームステイからレジデンスというように)、差額が生じても、原則返金はありません。

10-12. ホームステイ成功の秘訣は?

ホームステイを成功に導くには

「日本の常識」でスペインを見ないこと
ホストファミリーと家庭内のルールを確認しあうこと
ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとること


の3点が非常に重要となります。

ホームステイの心得を下記にまとめました。

  • 家庭内のルールや生活習慣を尊重しましょう。
  • 食事の時間は守ってください。
    食事がいらない場合はホストファミリーに伝えてください。
  • アレルギーや特別食等が必要な場合は事前に伝えてください。
  • お部屋の損傷のないようにしてください。
    鍵の紛失や部屋の損傷などが生じた場合は弁償しなければなりません。
  • 友人を招く場合はホストファミリーに許可を得てください。
  • 電話や洗濯機、キッチンを使用する場合はホストファミリーの許可を得てください。
  • ホストファミリーの所有物は許可なしには使用しないようにしましょう。
  • ベッドルームやバスルームは清潔に利用しましょう。
  • 電気や水道、ガスの利用に注意しましょう。
    使っていない時に電気を点けっぱなしにしないでください。
  • スペインの生活スタイルを受け入れて、文化や習慣の違いを楽しむようにしましょう。

≪国際電話   荷物を送るとき≫
目次に戻る

ご質問・お問い合わせはこちら